米大統領選挙で共和党のドナルド・トランプ候補が当選して以降、女性の人権の後退を懸念する米国人女性の間で、韓国式のフェミニズム運動「4B運動」が広がっているという。CNNなど米国メディアが9日に報道した。
4Bは「4非」(韓国語の発音は「ビ」)から来た単語で、結婚・出産・恋愛・性的関係の4つを拒否するという運動だ。2010年代後半、韓国でソウル江南駅殺人事件、権力型性犯罪を告発する「metoo(ミートゥー)運動」、デジタル性犯罪事件などが相次いで発生したことから生まれたフェミニズム・キャンペーンだ。
【写真】米の女性らがTikTokに投稿した「4B運動」に関する動画
米メディアによると、トランプ氏が米大統領に当選することが分かった後、大手検索サイト「グーグル」の単語検索では「4B運動」が5000%以上も急増したという。選挙翌日の6日には「4B運動」が米国で7番目に多く検索された単語になった。
韓国式フェミニズムが米国社会にまで広がるようになったのは、トランプ氏が当選し、米国人女性の人権が後退するという懸念が広がったためだとみられている。トランプ氏は以前から女性嫌悪発言やセックス・スキャンダルなどに関する騒動が相次いでいるからだ。
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/11/11/2024111180022.html
結婚・出産・恋愛・性的関係を拒否…韓国発「4B運動」、トランプ氏に反発する米女性の間で急拡大
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