明洞と並ぶ人気の観光エリア・南大門(ナンデムン)市場と比べると、明洞の屋台料金は1.5~2倍ほど高値に設定されているのだ。
実際、ポピュラーな屋台料理であるトッポッキは南大門では3000ウォン(約330円)なのに対し、明洞では5000ウォン(約550円)前後の価格となっている。両地域はソウル市の観光特区であり、距離的には直線で1kmほどしか離れていない。
こうした割高価格はトラブルにも繋がりやすく、増加する外国人観光客とのトラブルにもなりかねない。
こうした結果、ソウル市とソウル警察庁は合同で取り締まりチームを設け、明洞観光特区内化粧品販売店(75カ所)を対象に「価格表示履行可否」などを集中取り締まりを始めた。
なお、韓国の「化粧品法」によると、販売されているすべての化粧品はステッカーなどの識別可能な手段を活用し、一般消費者に実際の取引価格を表示しなければならない。まずは化粧品から始まった取り締まりだが、今後は飲食店や他業種にも範囲を拡大して、クリーンなイメージを取り戻そうとしている。
こうしたソウル市の取り組みに、韓国内では「明洞はかつては最高だったが今は没落した。その原因はクオリティの下落だ。安易な金稼ぎに走った結果だろう」「明洞は世界的にも有名な観光地だけに、外国人の人たちが安心して観光できるようにして欲しい」など、多くの意見があがった。
外国人観光客を対象にした料金設定。経済的に理解はできるが、ほどほどにしないと人が寄りつかなくなるかもしれない。
https://l.smartnews.com/i68yv
もはや名物(?)な韓国人気観光スポットのボッタクリ料金、ついにメスが入る
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