2030の共通の話題は「旅行と投資」
「自分を重視する個人主義傾向」、「社会や職場より自分を優先」などで表現されます。お金を使うにも、「自分向け」のものにこだわります。「面白さの追求」と表現されることもあります。
しかし、日本のようにいわゆるオタク文化が発展しているわけでもないし、学校生活も韓国では“絶対的な入試中心”になるので、部活などの経験もほとんどありません。多様ななにかを求めてはいるけど、家に引きこもってネットをやる以外には、有形無形の「インフラ」が足りないとでも言いましょうか。
その影響か、時間をつくって海外旅行することを、韓国の2030はすごく重視します。海外旅行から多様性の満足を得ようとしている、といったところです。というか、いまの韓国の2030が知り合いと会って話す内容は、「旅行と投資の話しかない」気もします。
別に観光に限った話ではありませんが、こう考えてみると、韓国人が憧れる世界が日本には存在するのかもしれません。
「公正なのは投資だけ」と思っている
生活に必要な資金、またはその目処が立ったら早めに仕事から離れる「FIRE」現象(人にもよりますが、相応の投資と自己資本が必要になります)とか、または極端に使い方を減らす人たちの話もニュースになったりします。逆に、欧米の一部地域では、明日のことはあまり考えずにクレジットカードを乱発する人たちもいると聞きます。
別に投資をしたければ、自分自身と周りに迷惑がかからない範囲内で自己責任でやればいいだけの話です。ですが、実はこの現象からは、二つの「信頼の崩壊」を見出だすことができます。
一つは、これがストレートに「投資が公正だ」という認識を示してはおらず、「他のものより“それでも”投資が公正だ」という認識である点。すなわち、お金を稼ぐという経済活動のすべてが「いくら頑張っても不公正な結果にしかならない」とする、経済システムへの信頼の崩壊です。
結構前にネットでバズったフレーズに、「働けば負けだと思って」というものがありますが、この場合、「まともに働けばバカだと思って」になります。
https://l.smartnews.com/hFjDo
若者が盛り上がる話題は「投資と旅行」だけ…韓国に蔓延する「まともに働くのはバカ」
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