きょうのライバルはあすの友になるだろうか。これまで半導体産業で激しく競争してきた韓日と台湾が世界的半導体供給網再編の中で関係を再確立する必要性が提起された。米国の対中規制と中国の空襲という巨大な高波の前に、「韓国のメモリー、日本の材料、台湾の製造」が意気投合する可能性だ。
第1回「半導体供給網再編と経済安保」国際フォーラムが22日に台湾の国立政治大学で開かれた。韓国・台湾・日本の政治・安保・産業学者と政策立案者が集まり急変する対外環境の中で半導体産業協力の可能性を話し合った。台湾国家科学技術委員会(NSTC)付属民主主義社会新技術研究所(DEST)と台湾工商協進会、日本の外交安保シンクタンクである国際文化会館地経学研究所が共同主催した。
◇ますます密着する「台湾+日本」
先月日本の熊本県にTSMC半導体第1工場が開設されたのを反映するように、フォーラムの始まりから台湾と日本は「半導体友情」を誇示した。台湾の半導体政策の設計者である国家科学委委員会の呉政忠主任委員(閣僚級)はこの日の基調演説で「今後民主主義陣営と共産主義陣営に分かれ深刻な競争になるとみられ、民主陣営であるわれわれがまとまるべきだ」と話した。続けて基調演説をした地経学研究所の鈴木一人所長(東京大学公共政策大学院教授)は「日本と台湾は同じ考えを持っている国であるため、不安定で脆弱な国際秩序の中で相互協力できる」と前向きにこたえた。
彼らは特に台湾のファウンドリー(半導体委託生産)と日本の材料の出会いに注目した。台湾国立大学の楊光磊兼任教授(元TSMC研究開発理事)は「TSMCは今後ファウンドリー分野で業界を支配し続け、日本は半導体装備と材料を強みに(露光装備メーカーである) ASMLに対抗する機会を持つようになるだろう」としながら両国の協力が緊密になるとみた。鈴木所長も「日本企業は台湾をすでに半導体生態系に編入させており、台湾に対する日本企業投資が増加している」と話した。
◇韓国「3カ国研究開発協力」提案
https://japanese.joins.com/JArticle/316633?servcode=300§code=300
台湾+日本「半導体密着」…韓国と戦略的研究開発の友になる可能性
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