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大韓サッカー協会強化委員会、クリンスマン監督更迭で結論
中央日報日本語版2024.02.15 17:58
アジアサッカー連盟(AFC)アジアカップ大会期間中にサッカー韓国代表チームの競技力不振と選手団内の不和で指導力をめぐる議論に包まれたクリンスマン監督に対し大韓サッカー協会が更迭の手順を踏む。
大韓サッカー協会は15日、国家代表チーム戦力強化委員会を開き、アジアカップ期間中に表れたサッカー代表チームの競争力低下の責任を問いクリンスマン監督を更迭するのが望ましいという結論を出した。強化委員会直後に会見したサッカー協会のファンボ・グァン技術本部長は「アジアカップの過程と結果、北中米ワールドカップ準備過程などと関連しサッカー代表チーム監督の去就まで含め中立的な立場で議論した。クリンスマン監督がこれ以上代表チーム監督としてリーダーシップを発揮するのは難しいという判断を下した。交代が必要だという側に意見を集約し協会に報告する予定」と話した。
ファンボ本部長は「アジアカップの場合、準決勝のヨルダン戦に対する戦術の備えが不足した。新しい顔の発掘にも失敗し、選手団管理次元ではチームの雰囲気や内部の不和も制御できなかった。指導者としてチームに規律と基準を提示しなければならない点で足りない部分があった」と話した。続けて「国内滞在日数が過度に少ない点など勤務態度にも問題があるという評価が出ている。就任当時に本人がした約束(韓国に長期滞在するという発言)を繰り返し破り信義回復が難しいという評価もあった」と付け加えた。
大韓サッカー協会の鄭夢奎(チョン・モンギュ)会長の最終決裁過程が残っているが、代表チーム監督任免権を持つ強化委員会が更迭に意見を集約しており指令塔交代は避けられない流れになった。ワールドカップ・カタール大会本戦後にベント監督の後任として代表チームの指令塔に就いたクリンスマン監督は3年6カ月の任期を満たせず1年で指揮棒を下ろすことになった。
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