K-POPファンがフォトカードなどの「グッズ」を集めようと特定のアーティストの同じアルバムを多量に購入するため、アルバム業界は好況を迎えている。昨年、K-POPアルバムの売上枚数は7700万枚を超えたことが分かった。これは、2021年の売上枚数5700万枚より約35%の増加だ。しかし、CDで音楽を鑑賞するファンは5.7%にとどまっている。
韓国消費者院が今年、有料のファン活動をした経験のある満14歳以上の男女402人を対象に実施したアンケート調査によると、アルバムを購入した目的を「グッズ収集のため」と答えた人は過半数の52.7%(212人・複数回答)だったことが分かった。「イベント応募のため」と答えた人も25.4%(102人)いた。彼らは平均4.7枚のアルバムを購入したという。アルバム購入者は、CDではなく音楽ストリーミングサービス(63.2%)や動画ストリーミングサービス(20.6%)で主に音楽を聴いていた。CDで音楽を聴いた人はごく少数だった。
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/12/19/2023121980115.html
応募券欲しさにK-POPアイドルのCDを大量購入、捨てられるごみは年800トン超
K-POPファンの間で最近、CDを大量購入して捨てる、いわゆる「アルバム・カン」という風潮が広がっており、これに伴いゴミが大量に増えていることが分かった。
ファンがCDを「カン」するのは、CDに同封されているフォトカードやサイン会応募券を手に入れるためだ。フォトカードとは、アイドルグループのメンバーの顔写真がプリントされている紙製のカードだ。1枚のCDにフォトカードが2-3枚ずつランダムに入っているため、ファンは好きなメンバーのフォトカードが出るまでアルバムを購入する。サイン会の応募券はCD 1枚につき通常1枚ずつ入っている。ファンはサイン会に参加できるよう、CDを複数枚買って確率を上げようとするという。
フォトカードを手に入れたり、サイン会に応募したりした後に残ったCDやパッケージなどはほとんど捨てられる。
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/12/19/2023121980114.html
グッズ抱き合わせ販売で…K-POPアルバムの売上、昨年7700万枚超
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