「韓国は米中の間の『エビ』という認識から変えなければ」（２）

「中国牽制の時代」で韓国が進むべき道と関連しては、世界１９０カ国以上の中で最もこの時代によく対応している国をベンチマーキングする必要があると話した。チ・マンス研究委員は「中国の追撃にだけ集中するよりは、日本とドイツがどのような産業生態系を作り、またどのように韓国との格差を維持しているかを見なければならない」と話した。また、企業の対応戦略に対し「韓国企業は中国との関係で『乙』になることに慣れていない。こうした文化的・感情的障壁を克服し中国と多様な形態で協業しなければならない」と強調した。

この日フォーラムに参加したイム・ソンナム元外交部次官は「もう韓国も欧州のように『キツネ』のような外交をする時期。米中の片方だけ眺める『クマ』になってはならない」と話した。シン・ジョンスン元駐中韓国大使は「陣営と論理に埋没するよりは国益に向けた細かく精巧な戦略が必要だ」としてバランスが取れた外交を求めると同時に、「中国の不公正慣行には顔色をうかがう必要はない」と話した。

韓国外交部、中央日報中国研究所、成均館中国研究所、チャイナラボが後援し韓中友好協会が主催した今回の中国専門家フォーラムは２０２２年１２月に初めて開催されてから定期的な会合を持ち米中の戦略的競争時代に韓国の賢い対処案を模索している。

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