21年ぶりの来日となったトッティ氏は、「ゴールデンコンセプト」とのコラボレーションモデルの発売も発表し、参加したサポーターへのサイン会と写真撮影会も実施した。先月9月には盟友アレッサンドロ・デル・ピエロ氏も来日しており、日本について「食べ物が美味しく、秩序のある国」と述べていた。トッティ氏も「彼と似たような意見だ」と同調しつつ、自身の持つ印象を語っている。
「もう少し細かく言うと、国の構造の質が非常に高い。日本にいることが、これほど気持ちのいいことなんだ、と思わせてくれる仕組みができている。私は普段から食べ慣れているもの(イタリアン)を日本でも食べたのだけれど、高いクオリティーで美味しく食べることができたのは嬉しい」
韓国戦にVARが導入されていれば「全く異なる結末となっていた」
「あの試合に関しては、我々の力不足で敗れたとは思っていない。たらればにはなってしまうが、韓国戦に勝てていれば、優勝できていたかはさておき、間違いなく決勝までは行くことができたという自信もあった。君の言うとおりだ。もしあの時代にVARがあれば、全く異なる結末となっていたのは言うまでもない」
質問に答える際、当時を思い出したのか、少し苦々しい表情を浮かべていた。それでも4年後に行われた2006年開催のドイツW杯で悲願の優勝を達成したことで、苦渋を味わったトッティ氏も溜飲を下げることができた。現在は、VARの採用により、少なくともこれまでよりはテクノロジーによるフェアな判定が下されるようになった。だからこそ、あの時、あの試合にVARがあれば、と思いを馳せる瞬間は、トッティ氏に限らず、これまでピッチに立ってきた選手たちの中でも多少は過ぎることがあるのかもしれない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/34901797ff0ca03bf5264e719b71e88b0817e890?page=2
トッティ「当時、VARが導入されていたら韓国ごときに負けることなどなかった」
114
ツイートLINEお気に入り
79
2