韓国映画は惨敗したのに日本アニメはなぜ大成功したのか

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    • 1名無し2023/10/09(Mon) 11:00:57ID:Y0OTU2Nzc(1/1)NG報告

       2023年の韓国映画の興行収入の半期の結果をめぐり、韓国映画の危機説が再点火している。ほんの数年前まで、韓国映画の地位はワールドクラスを論じる段階だった。映画『パラサイト』のアカデミー賞受賞や、ネットフリックスのオリジナルシリーズ『イカゲーム』の世界的なヒットなど、映画界には意気揚々としていた。そのように勢いに乗っていた韓国映画は、2023年に入ってから苦戦を免れなくなっている。2023年上半期の韓国映画のシェアは34.9%で、前年同期比で14.9ポイント減少した。これは、5月末に公開された映画『犯罪都市3』が2023年に初めて観客1000万人を動員したことによってなんとか挽回した数値だ。5月まで30%を下回るシェアを示していたが、これはコロナ禍の期間を除くと2004年以来の最低記録だ。

       最大の要因は映画館を訪れる観客にみられる。映画経験がまったく違う世代が主な消費世代として浮上したのだ。それによって、劇場映画に対して優先される消費価値が、コンテンツの内容よりも映画館で得られる空間的な経験の価値に左右される傾向を示すようになった。上半期の韓国の興行収入を強打した日本アニメの成功も、そうした新しい観客心理に触発されて生じたことがきっかけだった。

       2023年3月に公開された新海誠監督のアニメ映画『すずめの戸締まり』は観客500万人を突破し、これまで韓国で公開された日本映画としては最高の興行作品になった。新海監督の前回の作品『君の名は。』が高い興行成績を記録したため、次回作に対する期待からある程度の成功は予想されていたが、観客500万人突破という新記録を打ち立てると予想した人はそれほど多くなかった。韓国映画が最悪の成績表を得ている間、2023年初めに公開された『THE FIRST SLAM DUNK』を合わせれば、日本アニメの興行だけで観客1000万人を超えたわけだ。

       日本アニメ映画の成功は、韓国映画が現在直面している限界をそのまま示している。なぜ韓国の観客は、韓国映画の代わりに日本アニメを選択したのだろうか。

      https://japan.hani.co.kr/arti/economy/48019.html

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