8月の輸入物価は4.4%上昇、1年5ヵ月ぶりに最大値を記録
国際原油価格が上昇し、さらにドル/ウォン(USD / KRW)為替レートが急騰したことで、韓国の8月の輸入物価が前の月に比べて4%以上上昇した。
これは1年5ヵ月ぶりの大幅な上昇だ。韓国最大の輸出品であるDRAMなどメモリー半導体の輸出価格は、2022年9月以降最も大きく上昇した。この価格上昇はドル/ウォン為替レート上昇の影響が大きいとみられている。
13日に韓国銀行が発表した「8月輸出入物価指数」によると、輸入物価は今月ウォンベースで前の月に比べて4.4%上昇した。7月に0.2%上昇して3ヵ月ぶりに上昇に転じてから、2ヵ月連続で上昇している。2022年3月に7.6%上昇して以来、1年5ヵ月ぶりに大きく上昇した。
今月に入って国際原油価格が急騰し、為替レートが上昇した影響が輸入物価を押し上げた。ドバイ原油価格は8月平均1バレル86.46ドルで、前の月(80.45ドル)に比べて7.5%値上がりした上に、為替レートが1318.47ウォンと前の月(1286.3ウォン)に比べて2.5%上昇した。
これに対し原材料は鉱産品(7.9%)を中心に前の月に比べて7.2%上昇し、中間財は3.7%上昇した。石炭や石油製品が前の月に比べて13.7%急騰し、化学製品も1.8%も上昇した。1次金属製品、コンピュータ・電子および光学機器もそれぞれ2.1%と2.3%、電気装備も2.0%上昇した。資本財と消費財はそれぞれ1.6%と1.9%上昇した。
契約通貨ベースでも輸入物価は前の月に比べて2.2%上昇し、2ヵ月連続で上昇している。前年同月比では9.0%下落し、ここ1年は下落傾向を示している。
特に、韓国の主要な輸出品であるDRAM価格が前の月に比べて2.4%上昇したことが目立つ。DRAM価格は5月にも0.5%と小幅に上昇していたが、8月に上昇幅を拡大していた。これは2022年9月(2.6%)以来最大の上昇幅となった。
契約通貨ベースの輸出物価は前の月に比べて1.9%上昇した。ただし前年同月比では9.0%下落し、1年間下落傾向が続いている。- 2
名無し2023/09/14(Thu) 10:32:49(1/1)
このレスは削除されています
どうせ、直接には原油は買えない国。
買いたかったら、早くイランに延滞金と代金払ってやれよ。
原油価格上昇に加え為替レートも急騰…
3
ツイートLINEお気に入り
2
0