PSGがエンバペ獲得への史上最高額オファーを受け入れか

…ただし現時点でアル・ヒラルと選手の交渉は確認されず

パリ・サンジェルマン（PSG）がアル・ヒラルのキリアン・エンバペ獲得に対するオファーを受け入れたようだ。

今夏の移籍市場でその去就に大きな注目の集まるエンバペ。昨夏に結んだ2年契約をこれ以上延長する考えがないとクラブ首脳陣に通達したことが明らかになった中、選手に契約全うの意思がある一方で、クラブはフリーでの退団を避けるために10年総額10億ユーロ（約1566億円）とされるオファーを受け入れるか、今夏に売却されるかを選手に迫ったと伝えられる。

日本ツアーへのメンバーからも外れるなど、PSGでの将来に一気に暗雲が立ち込めたエンバペに対しては、複数のクラブが関心を寄せている模様。イギリス『テレグラフ』によると、チェルシーやマンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、バルセロナ、インテルからの関心が届いているようだが、現在サウジアラビアのアル・ヒラルが本格的な動きを見せている。

今夏に大きな動きを見せるサウジアラビア勢の1つであるアル・ヒラルは、エンバペ獲得に向けて世界最高額となる3億ユーロ（約470億円）のオファーをPSGに提示。そして24日午後、『AFP』によると、フランスのクラブはこのオファーを受け入れ、サウジアラビアのクラブが選手と直接やり取りすることを許可した。

また、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、現時点でエンバペとアル・ヒラルによる交渉は実施されていない。同クラブは選手に対して手取り年俸2億ユーロ（約313億円）のサラリーを含む契約をオファーする準備をしているようだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e71d516d8261777507a496f058290186bce25f37