アジアサッカー連盟(AFC)がU―17アジアカップの最優秀ゴール候補を発表し、決勝の日韓戦で見せたU―17日本代表FW名和田我空(16=神村学園高)のFKが候補入りしたことで韓国で大きな波紋を呼んでいる。
名和田は韓国戦の前半終了間際に、ペナルティーエリア手前で得たFKをゴール左隅に突き刺して先制ゴール。芸術的なFK弾は日本を優勝へ導き、大きな称賛を浴びた。
AFCは今大会の最優秀ゴール賞の8候補を発表して投票が開始され、名和田のFKも候補入りしたが、これが韓国で物議を醸している。
韓国メディア「ニューシス」は「目立つのは、日本が韓国との決勝戦で入れたFKでの決勝ゴールが候補に挙がったという点だ。該当のゴールは、FKが宣言される場面から名和田がキックをする地点をずらして論争になった得点だった。それでも今回の候補に含まれた」と問題視。「日本の選手たちは韓国のゴールに向かってボールを数メートル進めたが、主審はこれを指摘しなかった。結果的に名和田は、反則が発生した地点よりもゴールからずっと近く、大きく有利になった地点からキックをした」と〝疑惑のゴール〟だとして猛追及し、最優秀ゴール賞には全くふさわしくないと糾弾した。
「議論が起きたゴールが最優秀ゴール候補に含まれたという点は、大韓サッカー協会と韓国サッカーファンの立場では、迷惑でしかない」と韓国側にとって名和田のゴールが最優秀ゴール候補入りしたことは〝屈辱〟だと主張した。
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U―17アジア杯日韓戦の決勝FKが最優秀G候補 韓国メディアは激怒「迷惑でしかない」
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