戦場となったキーウで…ゼレンスキー大統領、韓国メディアと初インタビュー
「70年余り前、韓国が他国の助けを切実に必要としていた時を思い出してほしい。当時、正義と自由を守るために全世界が韓国に救いの手を差し伸べたから、自由で民主的で繁栄している韓国が誕生した。今のウクライナは70年前の韓国と同じだ。この事実を忘れないでほしい」
ロシアによるキーウの夜間空襲が激化する中で会ったゼレンスキー大統領は、韓国国民と韓国政府に向かってウクライナ支持を訴えた。韓国が6・25戦争(朝鮮戦争)の廃虚から復興し、わずか2世代で世界10大経済大国になった事実に言及し、「戦争と紛争を経て廃墟から立ち上がった国の経験から学びたい。韓国はそうした国の一つだ」と繰り返し強調した。
質問に休むことなく答えていたゼレンスキー大統領だが、韓国政界のウクライナ支援と関連した賛否論争について聞くと、しばらく沈黙した。そして、呼吸を整えて「韓国の(政治家ではなく)一般の人々は侵略を受けた側の立場をよく知っているため、自らを守ろうともがいているウクライナの人々を支持すると思う。それが正義だからだ」と答えた。その上で、「ウクライナは国家として、韓国に対して非常に明確な見解を持っている。我々は韓国の味方だ。私とウクライナは韓国を天秤(てんびん)にかけない。韓国を支持し、韓国と共に発展していこうと思っている。韓国国民も我々と同じように、統一した見解を維持してくださるよう切に願う」と言った。
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/05/31/2023053180141.html
ゼレンスキー大統領「ウクライナは韓国を天秤にかけない」
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