【ソウル=上杉洋司】東京電力福島第一原子力発電所の「処理水」の海洋放出を巡る韓国の視察団受け入れについて、日韓の外交当局による協議が12日、ソウルで行われた。韓国は専門家らによる視察団を23~24日に派遣する方針で、視察団の規模や視察内容を協議したものとみられる。
韓国メディアによると午後2時過ぎに始まった協議は深夜まで続いた。
韓国では処理水が「汚染水」と呼ばれ、環境や健康への影響を懸念する人が多い。日本は、韓国国民の健康や海洋環境に悪影響を与えないことを理解してもらう方針だ。濃度を国の排出基準(1リットル当たり6万ベクレル)の40分の1まで海水で薄めて放出する。1年間の総放出量は22兆ベクレル以下に抑える計画だ。
処理水に含まれるトリチウムは、韓国の原発より少ない。
国務調整室のパク・クヨン国務第1次長は12日、視察団派遣の意義について「日本から追加の資料を受け取り、現場で確認ができれば、総合的な安全の検討と分析ができると期待している」と記者団に説明した。視察団を「安全規制分野の最高の専門家で構成する」とも述べた。
読売新聞 2023/05/13 07:49
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230513-OYT1T50043/
韓国視察団「汚染水に含まれるトリチウムは韓国原発より少ない」また日本の主張が正しかったのか(泣)
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