「Kコンテンツ」ビジネスに差をつけられる「クールジャパン」最大の敗因は?

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    • 1名無し2023/05/12(Fri) 11:29:35ID:I5MTA5NDQ(1/1)NG報告

      ■ 日本を大きく上回るKコンテンツ輸出額は過去最高を記録

       Kコンテンツは韓国経済にも大きく貢献している。

       韓国の文化体育観光省の1月の発表では、2021年のKコンテンツ輸出額は124億5000万ドル(約1兆6300億円)となり、過去最高を記録した。放送、映画、出版、音楽、ゲームなど11分野の集計分だ。これは他の主要輸出品目である家電(86億7000万ドル)や電気自動車(69億9000万ドル)を上回り、今後も上昇傾向を続けると予測している。

       各産業別の輸出額は不明だが、2020年(総輸出額119億2428万ドル=当時のレートで約1兆3600億円)でみると、もっとも多いのはゲーム産業で約82億ドル。それ以外では放送6億9279万ドル(約791億円)、音楽6億7963万ドル、アニメ1億3453万ドル、映画5416万ドルなどとなっている。

       さて、そうなると気になるのが日本のコンテンツ(Jコンテンツ)の世界マーケットへの輸出動向である。

       総務省の「放送コンテンツの海外展開に関する調査」によると、2020年度の放送コンテンツ海外輸出額は571億円、海外販売作品数は3539本だった。前年に比べ輸出額は45億円増えている。「クールジャパン」が始まった2013年度の138億円と比べると、4倍超に拡大したことになる。

       ジャンル別ではアニメが圧倒的で496億円、バラエティ30.4億円、ドラマ25.4億円の順。輸出額の約半分がアジア向けで、次が北米向けで4分の1となっている。

       集計の違いなどもあるため日韓の単純比較はしにくいが、総務省は2015年(日本は年度、韓国は年)のデータで日韓比較を公表している。商品化権、ビデオ・DVD化権、フォーマット権・リメイク権、インターネット配信権等、番組放送権のトータルで、日本の289億円に対し韓国は388億円で、日本の1.34倍の水準だ。

       日本はアニメが約6割だったのに対し、韓国はドラマが約8割となっている。2020年の両国の公表数字から判断して、コンテンツ輸出総額において韓国が日本を大きく上回っていることは間違いない。

      https://news.yahoo.co.jp/articles/8f66b68231bc76cf35d799ca0310afee2117fc31

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