非常に面白いスクープ記事が韓国メディア『ソウル経済』に出ました。
ドル強が弱まったというのにウォン安が進行し、さぞ韓国の金融当局も困惑していると思われるのですが、舞台裏ではドタバタがあった模様です。
(略)
猛烈に格好悪い話です。
かつて、国策銀行『輸出入銀行』が『サムスン電子』からドルを借りたことがありますが、それに匹敵するぐらいといえます。
猛烈に格好悪い話です。
かつて、国策銀行『輸出入銀行』が『サムスン電子』からドルを借りたことがありますが、それに匹敵するぐらいといえます。(略)
まだマシなのは、「ドルを借りる」という話ではなく、こちらがドルを提供するから「市場でドルを調達するのをやめてよ(ウォン売りドル買いをやめてください)」という点だけです。
話の筋としては、「国民年金公団と締結した為替スワップ(一応記事の表記に合わせます)」と同じで、大量にドルが必要なクジラが市場で「ウォン売りドル買い」を行うとウォン安が進行するので、それを止めるための苦肉の策です。
「為替スワップ」を『ガス公社』に持ちかけ、しかも規模は30億ドルから始めて拡大していこう――としたのに、『ガス公社』側は断ったのです。
(略)
しかしながら、この話は傑作という他ありません。まず、韓国の金融当局がいかにウォン安を恐れ、現在のレートに対する懸念を抱いているかが分かります。その危機感は、外国から資源を購入するインフラ企業に頼むほどに市場調達をさせたくないのです。
『ガス公社』が断った理由は明らかです。(略)
ヘタを打つと「財務状態の悪化につながる」と書いていますが、このサイトでも何度かご紹介しているとおり、『韓国ガス公社』の財務状況はすでに悪いのです。(略)
https://is.gd/hVI7qd
負債比率が694%の公社に「ドルを貸せnida」と迫る韓国政府www
韓国政府が『ガス公社』に30億ドル規模「通貨スワップ」を頼んで断られた!
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