高速疾走していたK-POPに非常灯が点灯した。K-POP韓流の流れを作ったSMエンターテインメントはカカオに買収され、飛躍と転落の分かれ道に立ち、メンバーの入隊でグループ活動が停止した防弾少年団(BTS)の空白も深刻だ。わずか2、3年前、平均70%の成長率を見せたK-POPレコードの輸出額は昨年4%台で成長が急激に鈍化した。バン・シヒョク・ハイブ会長が最近、「誇らしい成果に満足するのではなく危機感を持つべき時」と警告した理由だ
Kコンテンツに対する海外市場の雰囲気も冷ややかだ。米国の一部では、Kコンテンツに熱狂する人を卑下するいわゆるコリアブ(Koreaboo-Koreaと2000年代の日本文化に執着する西洋人を嘲笑する「Weeaboo(ウィアブ)」の合成語)現象が起きている。一部の東南アジアやアフリカでは「反韓流」の風も吹いている。映画「寄生虫」とドラマ「イカゲーム」、そして防弾少年団とブラックピンクの成功で世界で集中的な注目を浴びたが、Kコンテンツの文化多様性の毀損と帝王的な1人権力の影などが次々と明らかになり、その余波が深刻だ。まさに内外の危機だ
Kコンテンツ産業は制作費は急増したものの、国内外の消費需要や広告市場などが拡大しないという構造的な問題に直面している。コストパフォーマンスが強みであるKコンテンツ産業が変曲点に立った韓国の2大OTTであるティービングとウェーブは昨年1,000億ウォン台の赤字を出し、「出血競争」を繰り広げている。
https://v.daum.net/v/20230422043056136
観客のいないKムービー、誰も興味がないK-POP… Kコンテンツ市場急変の危機
103
ツイートLINEお気に入り
797