「死ななければイシューにならないのか」 韓国有名アニメ作家を死に追いやった著作権紛争

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    • 1名無し2023/03/14(Tue) 14:42:05ID:U0NTQ1NTY(1/1)NG報告

      今月11日、ソウル北東に位置する江華島(カンファド)の自宅で遺体のまま見つかった韓国アニメ『黒いゴム靴(コムジョン・ゴムシン)』の原作キャラクターデザインを担当した漫画家イ・ウヨンさん(享年51歳)は生前に著作権紛争について苦悩する内容を描いた漫画を書いていた。『黒いゴム靴』のキャラクター著作権をめぐって出版社と争っていたイさんが悩みを吐露するために描いた未公開の原稿の一部だ。

      12日、焼香所で会ったイさんの夫人は「訴訟によって夫のプライドはズタズタだった。酒一杯飲めば倒れていた人が、ある瞬間から大酒飲みになっていた」とし「裏切りと怒りを感じていたようだ。『人が死ななければイシューにならないのだろうか』と時々話していた」と伝えた。イさんは結局、9日の裁判所弁論期日に出席した2日後に冷たい亡骸となってしまった。

      イさんは2019年6月、出版社代表のチャン氏(53)から訴えられていた。アニメ製作のために2008年に提携したチャン代表が「イさんの『黒いゴム靴』著作権使用を禁じてほしい」としながら民事訴訟を起こしたのだ。チャン代表が同作の主人公「キヨン」など9つのキャラクターに対する著作権の株53%を有しているので、許可を取らないと漫画は描けないという趣旨だった。チャン代表は「イさんが無断で『黒いゴム靴』のキャラクターを使って著作権を侵害した」とし、1億ウォンの損害賠償もあわせて請求した。

      原作者ではないチャン代表が著作権を所有していたのは契約のためだ。2007~2008年3回にわたって結んだ事業権設定契約書には「『黒いゴム靴』に対するすべての事業に対する権利をチャン氏に委任する」「出版しようと思う本についてはチャン氏が優先権を持つ」という内容が含まれていた。特に2008年、株を36%に設定したチャン代表は2011年黒いゴム靴のシナリオ作家イ・ヨンイルさん(65)の株17%を追加で買収した。イさんは未公開原稿で「この時からチャン代表はまるで自分が黒いゴム靴を作った原作者のように振る舞い始めた」と描いていた。イさん側は「2015年以降、漫画原作アニメなどでもらったお金は収益の約0.5%水準」と主張した。

      https://japanese.joins.com/JArticle/302016

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