台湾のシェフが考案したホヤ料理の試食会が石巻市で行われた。
ホヤ料理に挑戦したのは、台湾でレスランを営むシェフ。
県は宮城県産のホヤを台湾へ輸出しようと、台湾からシェフなどを招き、養殖施設の視察やこの試食会を企画した。
台湾では馴染みがないというホヤ。出来上がったのは、生ホヤを紅麹につけて調理した台湾風空揚げや乾燥ホヤを使った春雨炒めなど5品。地元の水産加工会社などから参加した人たちが、その味を確かめた。
震災前、宮城県産のホヤは約9000トンの生産量のうち7割を韓国に輸出していた。震災後は福島第1原発事故の影響で、韓国が輸入を規制したため販路を失い、新たな海外販路の開拓が課題となっている。
<ヤマナカ・高田慎司代表>
「来年以降も、日本側からサポートしながら広め方を考えつつ、積極的にPRできればなと思ってます」
<台湾のシェフ・蔡承宏さん>
(訳)「(ホヤは)面白くて台湾でも色んな発展は可能だと思います。すごく味が美味しい。台湾で輸入の架け橋になりたい」
台湾へのホヤ輸出に向けて、参加者からは「イカの代用として使えそうだ」「日本酒と共に売り込んでみとてはどうか」といった意見が出された。
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台湾シェフが考案“ホヤ料理”で販路拡大へ 震災前最大の輸出先韓国の規制で新規開拓が課題
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