「世界市場シェア70%、114カ国に輸出、輸出額6億5000万ドル…」。
別名「海の半導体」と呼ばれる韓国の「のり」が収めた成績表だ。世界ののり生産量は年間250億枚。このうち韓国が124億枚を生産する。日本の83億枚、中国の44億枚を大きく上回る。
韓国のりが主に輸出されるのは米国、日本、中国、タイ、ロシアだ。よく知られているCJ第一製糖、大象だけでなく、中堅企業も輸出市場で頭角を現わしている。おかずを超え「低カロリーウェルビーイングのりスナック」とも呼ばれる。
このうちで「両班のり」で有名な東遠(トンウォン)F&Bは韓国で初めて原草鑑別士制度を作って運営している。原草とは海で育ち加工される前段階ののり原材料だ。20年間原草鑑別士として活動してきた東遠F&B清州(チョンジュ)工場のパク・ソンギ工場長に鑑別秘法を聞いた。
Q:韓国のりならではの競争力はあるか。
A:日本と中国は厚いのりを中心に生産する。食感が韓国のりとは違う。韓国は薄くすく技術が発展して口で溶ける。それでもっと人気のようだ。韓国には水のりをうまくすく業者が多い。15~20年にわたり取引した業者が多いが、最近は第1世代から第2世代に転換する所が多い。父親の下で仕事を学んだ30~40代がのり加工工場を引き継いでいるのだ。韓国のりが輸出もうまくいっており発展の可能性を見て息子が継続するようだ。
Q:今後の目標は。
A:何年か前に日本に行った時にスーパーでうちののりが並んでいる様子を見てとてもうれしかった。売り上げを伸ばして韓国のりが世界市場にさらに広がれば良い。
https://japanese.joins.com/JArticle/300362?servcode=400§code=400
韓国のりの成績表「世界シェア70%、114カ国に輸出」…日本と中国を圧倒
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