藤崎剛人
https://www.newsweekjapan.jp/fujisaki/2022/12/post-51.php
既に防衛予算の大幅増を決めている自民党と公明党は12月2日、日本の領域の外にある他国の基地などを自衛目的で攻撃することを可能にする「敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有」について合意した。この決定は、専守防衛に徹するこれまでの安全保障政策を大きく転換するものであり、日本国憲法を反故にして、日本が積極的に戦争を行う国家となる道を開くことになるかもしれない。
バッサリ略。以下が末尾部分。
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今の国際情勢の中で日本が積極的にすべきなのは、武力による「抑止力」を獲得するよりも、国境を越えて形成される「世界世論」や「国際道徳」を獲得することによる「抑止力」を強めることだろう。世界世論を味方につけたウクライナは、ロシアに全く割に合わない戦争を行わせているのだ。
しかし日本ではウクライナ戦争以降、こうした概念についての議論がむしろ後景化してしまったようにみえる。だが、今こそそれを再評価していくことが急務だ。
逆に、みすみす他国に軍拡を行う口実を与える先制攻撃能力を獲得しようとする日本の軍拡は、「脅威」を減らすどころか、戦争の危機をかえって高めることになるだろう。
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日本には、こういう奴も居る。
清々しいほどの「お花畑」ですわ(笑)
【NewsWeek】ミサイルが飛んできても「反撃しない」ことこそが日本の抑止力だ
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