韓国の艦艇も7年ぶりに参加した相模湾での先日の国際観艦式を巡って奇妙な論争が起きた。韓国の李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防相が国会で、観艦式で掲げられる「自衛艦旗と旭日旗は違う」と説明したところ、文在寅(ムン・ジェイン)政権時代の高官らから「みじめな弁解だ」と批判されたのだ。
自衛艦旗は「真ん中の丸の位置がやや傾いている」というのが李氏の言い分だが、1954年制定の自衛隊法施行令で、自衛艦旗には旭日の意匠を用いることが定められており、旭日旗の一種に違いはない。
そもそも韓国で旭日旗が問題視されだしたのも最近の話だ。2011年にサッカーアジア杯の日韓戦で韓国選手が観客席の旭日旗に怒りを表したのが始まりとされる。左派系の金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)両政権時代も旭日旗を掲げた日本の艦艇を拒絶したことはなく、「旭日旗イコール戦犯旗」という主張そのものが最近つくられた「虚構の歴史」といえる。
日本との安全保障協力を重視する尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、野党による「親日」非難に動じる様子がない。尹政権の国防相にも「旭日旗への非難自体が的外れだ」と反対派を正々堂々と論破してほしい。(桜井紀雄「ソウルからヨボセヨ」)
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc5bd299e5721dc96d90315aaeec9ae4265907fe
実は旭日旗問題が取り沙汰されるようになった歴史は歴史と言うのも憚られるほど短く、2011年のアジアカップの日韓戦で取り上げられたのが始めてでした。
その際の経緯と言うのは「猿真似パフォーマンス騒動」と言われているもので奇誠庸選手がPKで得点した際にゴールパフォーマンスとして猿のものまねをしたと言うことがありました。
そして、そのパフォーマンスを行ったことに対して釈明を行いました。
その際にツイッターで「 観客席の旭日旗を見て涙が出ました。私も選手の前に大韓民国国民です… 」と発言し、旭日旗が原因であると釈明しました。
なお、調査の結果旭日旗は存在しなかった可能性が高く旭日旗があったという発言は奇誠庸選手の虚言だった可能性が高いようです。
ご承知の通り
外信コラム 旭日旗とは違う!?
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