韓国航空宇宙産業(KAI)が提案する国産艦載機KF-21Nの模型が先月21日、京畿キンテックスで開かれた大韓民国防衛産業展示会(DX KOREA 2022)に展示されている。
KF-21Nは既存に取り上げられていたF-35B垂直離着陸ステルス機の弱点を補完し、空母が実質的に戦闘力を発揮することに焦点を当てたという評価だ。
◆KF-21と共通点高めながら海戦最適化を追求
KF-21Nは韓国空軍が使用するKF-21を基盤に空母での運用と海上戦闘に必要な機能を追加した概念だ。
波に揺れる空母に搭載されるほど安定した運用に重点を置いた。 KF-21と80~90%に達する互換性を備え、運営維持効率性を高めるというのがKAIの構想だ。
KAI関係者は「KF-21Nの開発には6.5~7年程度かかり、量産まで含めれば10年程度であれば可能だろう」と説明した。
KF-21Nは、垂直離着陸を行うF-35Bとは異なり、射出機を利用する方式(CATOBAR)とスキージャンプ台を使う方式(STOBAR)を離陸に適用する。
米海兵隊所属のF-35B垂直離着陸ステルス戦闘機が強襲上陸艦ワスプ艦飛行甲板に垂直に着陸を試みている。
この2つの方法は、固定翼海軍用航空機が空母で使用する離着陸方法の中で最も一般的なものです。戦闘機が離陸のための動力を得るには滑走路が必要だが、空母は飛行デッキの長さが非常に短い。このような限界を克服するために射出機やスキージャンプ台を使用する。
着陸は空母飛行デッキにあるアレスティングワイヤーと呼ばれるブレーキ装置を使用して戦闘機の速度を減少させる方法で行われる。
広くて長い空軍基地滑走路の代わりに窮屈で短い空母飛行甲板を使用しなければならないKF-21Nは、KF-21より翼は20%、垂直尾翼は30%広く設計された。
KF-21は滑走路が長く、高速着陸が可能。一方、艦載機は長さが150m以下の空母飛行甲板に着陸する。このためには低速着陸をしなければならないが、翼面積を広げれば安全な着陸に役立つ。
翼にさらに多くの燃料を搭載でき、飛行距離延長効果もある。
https://n.news.naver.com/article/022/0003742234
「F-35Bより良い」…韓国型空母書に使われる国産戦闘機作る
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