台湾有事を見据え水面下で進む日米台の軍事協力

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    • 1名無し2022/09/15(Thu) 06:56:35ID:AwNDI2NDU(1/1)NG報告

      インド太平洋地域での海軍と海上法執行機関の協力をうたうアメリカ軍の「パシフィック・パートナーシップ2022」の合同演習が2022年7月に西太平洋のパラオ沖で行われ、海上自衛隊とアメリカ海軍、イギリス海軍艦船に交じって、台湾の巡視船が極秘裏に参加した。

      アメリカのバイデン政権は「インド太平洋戦略」で、台湾有事を視野に中国抑止へ向けた米台の軍事協力強化と日本との「統合抑止力」を強調しており、日米台の軍事協力は水面下で密かに進んでいる。

      興味深いのは、合同演習参加は台湾にとって軍事機密だが、中国大陸のネット・サイトに「安平艦」と「台南艦」の台湾・パラオ往復の航跡を示すリポートが出た。それによると、「台南艦」は2022年7月16日午前2時にパラオに到着し、3日後に台湾への帰途についたことが記載されたという。中国側が台湾艦船の行動を掌握していることがわかり、台湾では機密情報が中国大陸に漏洩しているのではとの疑念を呼んだ。

      台湾海巡防署は、合同演習への参加については「ノーコメント」。「台南艦」が演習にどのように参加したのかは明らかではない。ただアメリカ病院船を中心とした演習では、各国の軍艦船と巡視船艇が連携して、被害艦船の乗組員救助や、負傷者を病院船に移送する活動が行われたと推測される。

      同時に台湾艦の参加は、演習が「台湾有事」を想定した可能性を示唆している。台湾と国交のない日本の自衛隊が台湾側と軍事的連携活動に参加したとなれば、法的にも政治的にも問題化しかねない。今後もアメリカ軍を「要」(かなめ)に、日米台の軍事協力がさまざまな形をとり、水面下で進行する可能性がある。

      https://share.smartnews.com/CRFna

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