今回の台風11号の最低中心気圧は公式記録で955.9hPaだった。1959年の台風14号(アジア名:サラ、日本名:宮古島台風、951.5hPa)、2003年の台風14号(アジア名:マエミー、954hPa)に次ぐ3位となる。釜山市上陸時の中心気圧の数値が使われたが、これは釜山市内にある自動観測装置に残った数値が公式記録になったものだ。
韓国に来た台風は平均して7月1個、8月1.2個、9月0.8個、10月0.1個だった。秋の台風が数字は少ないが、強さでは過去1-6位を占めている。
「秋の台風」がもっと怖いのは、夏至と秋分の間に台風が主に発生することにより「北太平洋赤道付近」で太陽の高度が高く、日差しが強く降り注ぎ、1年間で海面温度が最も上がるためだ。「台風の故郷」が最も熱くなる時期が季節上は秋であり、海面温度上昇により水蒸気の蒸発量が増え、台風が北上する時にこれをもとに規模・勢力が拡大するという仕組みだ。
台風11号が通過した今、さらに韓国に影響を及ぼすほどの台風や、台風に発展するほどの勢力の低気圧はないが、温暖化の影響で海面温度が全般的に上昇したため、10月末までは安心できない。気象庁関係者は「台風を『夏の気象現象』と考えて気を緩めてはならない」「9-10月まではいつでも台風が再び発生する恐れがある」と語った。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/09/07/2022090780298.html
台風11号の勢力は韓国観測史上3番目…強力な台風はすべて秋に襲来
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