映画『ココスニ』監督「極右勢力の『慰安婦』歪曲、論理的に反論したかった」

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    • 1名無し2022/08/27(Sat) 14:14:20ID:k1MjQ5OTA(1/1)NG報告

      「(歪曲された歴史の記録を)論理的に反論する映画を作ってみたかったんです」

       これまで多くの「慰安婦」関連素材を扱った映画、ドラマ、放送、著書などが出版されたが、その中でも『ココスニ』は史料に基づき日本の極右勢力の一部の主張がでたらめであることを論理的に反論する。映画は、連合軍戦争情報局(OWI)が作成した日本軍捕虜尋問報告書のうち「慰安婦」問題を叙述しているいわゆる「48・49番報告書」の内容をもとに、ミャンマーのミッチーナーという地に「慰安婦」として連れて行かれ、苦難を強いられたスニさんの人生を辿る。韓国放送(KBS)探査プログラム「時事企画・窓」のチームで記者として働くイ監督は、長い間取材する中で、連合軍報告書に記録されたミャンマーの「慰安婦」20人余りの内、姓はココ、名前はスニと記録されたある女性が慶尚南道咸陽(ハミャン)に住んでいたパク・スニさんであったことを突き止める。そしてスニさんの子や孫たちと、連合軍報告書を作成した当時の連合軍幹部たちの子孫を訪ね、その記録を一つひとつ比較する。

       東北アジア歴史財団が発表した資料によると、日本軍が作った「慰安所」は全世界に559カ所あった。韓国を含め中国、日本、フィリピン、インドネシア、シンガポール、マレーシア、タイ、ミャンマー、インドネシア、インドにまで設置されたという事実が明らかになっているが、そこにいた多くの被害者の行動はいまだにきちんと分かっていない状況だ。『ココスニ』の主人公と言えるスニさんの存在を知ったのは、長年の資料発掘と比較分析、数多くの機関・団体・放送会社の協業で可能だった。

       『ココスニ』の企画の出発には、国史編纂委員会があった。2018年、国史編纂委員会に「慰安婦」戦争犯罪調査チームが構成され、連合軍の48・49番報告書を詳細に調査し始めた。「時事企画・窓」でこの調査過程を撮り、その年の光復節特集2部作「国家は彼らを捨てた」編を作った。当時「制作過程での数多くの問題と不十分な取材」などを理由に、自ら「企画内容に対する礼儀ではない」と考えたイ監督は、追加取材をしながら内容を補完し、映画化することを決めた。

      http://japan.hani.co.kr/arti/culture/44397.html

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