「台湾有事」で東京も戦禍から逃れられない…「米軍最高司令部」横田基地が狙われる日

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    • 1名無し2022/08/15(Mon) 23:20:30ID:c4MTg1OTA(1/1)NG報告

      ペロシ訪台が「口実」になる
       だが、これすら「最悪」のシナリオではない。ゼロコロナ政策の失敗、不動産価格の高騰、不動産会社の経営危機、地方銀行での預金凍結など、中国社会では長年蓄積した歪みが庶民の暮らしを直撃している。

       「コロナで店舗の閉鎖や企業倒産が相次ぎ、人々は深刻な就職難に見舞われています。好景気を支えてきたとされるIT業界でも大規模なリストラが行われている。習近平政権が抱える矛盾も、臨界点に近づきつつあるのではないか」(東京大学大学院教授の阿古智子氏)

       戦争は、ひとまず国内の不満をそらすことができる為政者にとっては便利な手段だ。合理的ではないかもしれないが、独裁者にとって、そんなことは関係ない。ロシアのプーチン大統領も、多くの識者は合理的ではないからと開戦の可能性を否定したが、ウクライナ侵攻に踏み切った。

       習近平が国内の不満を払拭するためには、ペロシ訪台という「火遊び」は、中国が行動を起こす格好の口実になる。そうなれば、党大会を前にした10月に台湾侵攻に踏み切っても、不思議ではない。元米海軍副次官でヨークタウン研究所創設者のセス・クロプシー氏がこう話す。

       「習近平が台湾侵攻に踏み切るとしたら、(中国の国会にあたる)全人代が3月に行われ、人事を改めて掌握する来春と考えていました。しかし、ペロシ訪台でここまで緊張感が高まってしまうと、中国がどのような軍事的行動を起こすのか、わかりません。中国が台湾との偶発的な衝突に乗じて、侵攻を開始する危険性は十分にありえます。その時、中国が核兵器を使えば、米国が報復し、世界大戦にまで発展する可能性もあるでしょう」

       独裁者の頭の中は誰にも読めない。しかし、台湾奪取に向けて、習近平が腹をくくっていることだけは間違いない。

       「週刊現代」2022年8月13・20日号より

      https://news.yahoo.co.jp/articles/ccc887db5ff0e3cf3e16c9d362966f4c21db0e8b?page=2

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