【韓日関係、「安倍氏の影から抜け出す」にはこの3年がゴールデンタイム(2)】
(記事抜粋)
安倍氏死去以降、自民党特有の保守右翼的色彩が深まり、これに伴って韓国に敵対的な雰囲気が弱まらない場合もあるという懸念も出ている。さしあたって、平和憲法を改正して自衛隊(日本軍隊)の保有を明文化する改憲作業に弾みがつくかもしれない。安倍氏自ら「ライフワーク」と明らかにしていたことから彼の遺志を尊ぶ意味もある。
峨山(アサン)政策研究院のチェ・ウンミ研究委員は「今回の襲撃事件は日本で治安に対する国民的な懸念とともに軍事力と安保強化の要求につながる場合がある」とし「結局『自分のことは自分で守る力が必要』と強調してきた日本極右勢力の声が大きくなる契機になるかもしれない」」と述べた。
今すぐは難しいが、岸田首相の自民党内のリーダーシップが次第に強化される場合には状況が変わる可能性もある。実際、今年1月、日帝強占期の朝鮮人強制労役現場である佐渡金山を国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界文化遺産に推薦する過程でも、当初岸田首相は韓国の反発を意識して保留しようとした。また、岸田首相は4月に韓日政策協議団に会った際に「日韓関係の改善は待ったなしだ」とし「ルールに基づく国際秩序が脅かされている国際情勢において、日韓、日米韓の戦略的連携がこれほど必要なときはない」と強調した。
今回の参議院選挙後、日本は2025年まで大型選挙がない。岸田首相がこの「3年の黄金期」に主導権を握り、対外政策を展開することに活用することができる。これに関連し、韓日外相会談開催など韓日関係改善の「開始のスイッチ」を韓国が主導的に押したほうがいいとの提案もある。当初今月18~21日ごろに調整されていた朴長官の初の訪日スケジュールは今回の事件の影響を受けた。外交部高位当局者は8日、記者団と会い、「予期せぬ事件の影響で、今後日本側と協議しなければならないようだ」と述べた。
https://japanese.joins.com/JArticle/293019
韓日関係、「安倍氏の影から抜け出す」にはこの3年がゴールデンタイム【中央日報】
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