20代の男女は結婚を希望していながらも、それぞれ異なる理由で結婚をためらっていた。朝鮮日報とソウル大学社会発展研究所が満16歳以上の男女1786人にアンケートを取った「2022大韓民国ジェンダー意識調査」によると、「結婚を希望している」という20代男性は47.6%で、女性(33.6%)より多かった。結婚をためらう理由はそれぞれ違っていた。20代男性の47.2%が「経済的に準備ができていないから」と答えた一方、20代女性の31.8%は「結婚で自分の自由が制約されるから」と答えた。
特に、20-30代女性は結婚相手の条件はもちろん、「考え方」まで細かく指摘した。本紙が結婚情報会社「ソヌ」に加入している男女会員690人に対して行った「異性と交際を決める時に否定的な影響を及ぼす要因は何か」との質問に、20-30代女性の10人に9人(93.8%)が「相手の男女平等意識が低ければ付き合わない」と回答した。また、79.7%は「相手の所得が自分より低いのは嫌だ」と答えた。「学歴が低い」(56.3%)、「政治に関する傾向が異なる」(53.1%)、「宗教が異なる」(50.8%)という理由もあった。
朝鮮日報とソウル大学社会発展研究所の調査によると、「結婚は必ずしなければならない」という考えについても、20-30代女性の64.5%が反対したとのことだ。
中小企業の会社員パクさん(27)も6年以上付き合った男性がいるが、「私の人生の優先順位は1位が自分、2位が家族、3位がキャリアで、結婚は4位」と言った。
若い女性たちはまた、結婚が男性にとってだけ得なものだと思っている。共稼ぎでも家事・育児の負担は女性の方がはるかに重いからだ。統計庁によると、2019年基準の共稼ぎ夫婦の場合、女性は家事労働を一日平均3時間7分していた反面、男性は54分だけだった。女性の多いインターネット・コミュニティー・サイトでは「ワンオペ家事、ワンオペ育児に泣いている」「共稼ぎなのに家事は私が全部やって、夫は皿を洗っただけで恩着せがましく言ってくる」という投稿がひっきりなしに続く。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/06/24/2022062480052_2.html
結婚嫌がる韓国の20代女性「共稼ぎでもワンオペ育児…女は損ばかり」
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