ソウルのマンション価格が4週連続で下落し、全体の下落幅もさらに拡大した。特に、ソウル松坡(ソンパ)区と江東(カンドン)区のマンション価格の下落幅が大きかった。追加の利上げと世界的な景気低迷への懸念で買収心理が萎縮し、下落傾向はしばらく続きそうだ。
23日、韓国不動産院の週間マンション価格動向によると、6月第3週(20日調査基準)のソウルのマンション価格は先週より0.03%下落した。4週連続の下落で、前週(-0.02%)より下落幅も拡大した。
江北(カンブク)地区では西大門(ソデムン)区(-0.06%)が小型マンションを中心に、蘆原(ノウォン)区(-0.05%)は上渓洞(サンゲドン)と中渓洞(チュンゲドン)の大団地マンションを中心に価格が下がった。江南(カンナム)地区では松坡区(-0.02%)と江東区(-0.03%)の下落幅が拡大した。ただ、瑞草(ソチョ)区(0.02%)は盤浦洞(バンポドン)の再建築と中大型マンションを中心に上昇し、江南区は足踏み状態(0%)だった。
全国的にも売買価格の下方安定傾向が目立った。マンション価格は0.03%下落し、2019年8月19日の調査(-0.04%)以後、約2年10ヵ月ぶりに最大の下げ幅を記録した。首都圏と地方もそれぞれ0.04%、0.02%下落し、先週(-0.03%、-0.01%)より下げ幅が拡大した。チョンセは、全国(-0.02%)、ソウル(-0.01%)いずれも先週と同じ下げ幅だった。
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ソウルのマンション価格が4週連続で下落、下げ幅もさらに拡大
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