安重根の考察

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    • 1過去の亡霊2022/06/01(Wed) 12:41:48ID:EyNjA0NTQ(1/2)NG報告

      安重根は日本から見れば政府要人を暗殺したテロリスト。しかし、韓国から見れば英雄らしい。彼が暗殺した伊藤博文は、当時植民地支配を目論んでいた日本軍部の強硬派とは異なり、朝鮮に親日の自主独立国家を樹立し、対中、対露の緩衝地帯をつくろうとした人物である。穏健派の伊藤博文が暗殺されたことで、強硬派は、それを口実に朝鮮併合を強力に推し進めた。結局伊藤博文の死は、朝鮮併合を早める結果となった。こうした経緯は韓国人の中にも知っている人は多いと思うが、それではなぜ安重根は朝鮮に不利な条約を結ばせ、併合を推進しようとする強硬派の人物ではなく、伊藤博文を暗殺したのだろうか。答えは昔も今もやっぱり中国(当時は清)。中国にとって国境を接して独立国家の親日政権ができるのは我慢ならない。しかも、これまで朝貢していた格下冊封国家の朝鮮が日本を背景に自分と対等な対場で物申すことなど矜恃が許さない。そして、それを画策しているのが日清戦争を主導した当時の首相である伊藤博文。となれば、中国が憎き伊藤博文の暗殺を安重根にそそのかす動機には十分なり得る。それに見事に引っかかったのが安重根と言うところだろう。中国は常に朝鮮人のプライドを利用して彼らを反日の急先鋒に立たせようとした。その戦略は今も生きており、日米韓の連携に楔を打ち込んでいる。さすがは宗主国の中国と言わざるを得ない。属国の使い方を心得ているようだ。

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