"史上最悪の日韓関係"北朝鮮や中国との関係は…新たに就任した韓国・尹大統領の前途に立ちはだかる課題

様々な課題を抱えて船出した韓国の新大統領。「史上最悪」と言われるほど悪化した日本との関係修復など、課題は山積です。

ユン大統領は、文在寅政権のもと、2019年に検事総長に就任。その手腕が国民に評価され、議員としての政治経験がない中、今回、大統領にまで上り詰めました。

しかし、ユン氏の前途には困難が予想されます。就任直後、韓国ギャラップが行った世論調査で支持率は52%と文在寅氏就任直後の84%よりも低くとどまります。さらに国会では革新系の野党「共に民主党」が過半数を握っており、保守系のユン氏にとって今後、政権運営が難航することは必至です。

こうした中、新政権の動向で注目されるのは、北朝鮮や中国といった周辺各国との関係です。
さらに北朝鮮メディアは10日、ユン氏に対し「ユン・ソンニョルの周辺には骨の髄まで、親米・親日分子、同族対決分子しかいない」と、批判したのです。

一方、中国との関係も微妙です。中国は、韓国が2017年にアメリカの迎撃ミサイルシステム「THAAD（サード）」を配備したことに強く反発。

そして何よりも注目されているのが、文在寅前政権下で急速に悪化し、戦後最悪ともいわれる日韓関係です。

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