韓国の大統領制にはチェック・アンド・バランス機能が効いていない。
韓国の大統領は日本の首相のように国会で質疑を行うことがないので、国会のチェックは効かない。
実際、一昨年の国会議員選挙で、K防疫の成果を屈指して国会の6割の議席を得ると、文在寅政権の国会無視姿勢が激しくなった。国会では、対決法案をまともな審議もなしに成立させるようになった。
当然のことながら、行政府は文在寅氏に人事で頭を押さえつけられ、政権の言いなりである。韓国では首相人事は国会の同意が必要であるが、大臣(長官)は国会で審議するも同意までは求めていない。このため、文在寅政権はこれまで30人以上の長官を国会の同意なしで任命し、行政機関を牛耳った。
マスコミもチェック機能を果たしていない。
そんな文在寅氏は政府の権力機構の掌握に全力を傾けてきた。その目的は強力な権力によって国の発展に尽くすということではなく、左翼政党が長期政権を握り、保守の権力基盤を消滅させることである。これは一般的な民主主義国のすることではない。
「共に民主党」内部からバッシング!
中央日報によれば、「共に民主党」の蔡利培(チェ・イベ)非常対策委員・議員は大統領選挙敗北の理由として「青瓦台と民主党は過去5年間、ネロナンブル(自分(ネ)がすればラブロマンス(ロ)、他人(ナン)がすれば不倫(ブル)という自分たちに都合のいい二重基準、(国民)二分化、独善など『悪い政治』をし、国民の心を失った」ことを挙げた。
そして、「文在寅大統領は少なくとも退任の時には反省文を残して離れればいい。『私はうまくやった』とばかり書くのではなく、二分化、政策失敗などを認めて反省してこそ国民がまともに評価するだろう」と述べた。
抜粋
https://news.yahoo.co.jp/articles/1fec3d7c11bd56877e9771ade47f9196bbb3e97c?page
武藤 正敏(元駐韓国特命全権大使)氏の論評
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