ソウル江南区(カンナムグ)と瑞草区(ソチョグ)のマンション価格が、約1年2カ月ぶりに上昇傾向に歯止めがかかった。ソウル全体の売買価格は2週連続で下がり続け、仁川市(インチョンシ)と京畿道(キョンギド)のマンションの売買価格も、2年5カ月ぶりに下落に転じた。ソウルの伝貰(賃貸保証金)も下落に転じ、全国の伝貰も上昇の勢いが終わった。
4日、韓国不動産院によると、1月第5週(1月31日基準)の全国のマンションの売買価格と伝貰価格の変動率は横ばいに転じた。売買価格と伝貰価格の上昇傾向に歯止めがかかったのは、それぞれ2年4カ月と2年5カ月ぶりのことだ。
売買価格の場合、ソウルは2週間連続で前週比0.01%下落した。江南区と瑞草区は、2020年11月以降1年2カ月ぶりに横ばいとなった。2週間連続で横ばいのソンパ(松坡)区まで考慮すれば、いずれも「江南3区」が上昇傾向に歯止めがかかることになる。江北(カンブク)では、恩平区(ウンピョング、マイナス0.02%)が7週連続で下落傾向が続き、城北区(ソンブクグ、マイナス0.03%)は下落幅が大きくなった。これで、ソウルの25自治区のうち19自治区が下落し、6自治区は横ばいとなった。
京畿道や仁川市も、前週比それぞれ0.03%と0.04%下がり、2019年8月以降初めて下落に転じた。華城(ファソン、マイナス0.09%)や安養(アンヤン、マイナス0.07%)、南楊州(ナムヤンジュ、マイナス0.07%)などが下落傾向を主導した。
https://www.donga.com/jp/article/all/20220205/3186754/1
江南と瑞草もマンション価格の上昇に歯止め
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