「マスクを1枚5万ウォン(約4800円)で売って、客から返金要求があっても拒否している」と物議を醸している大田市内のある薬局が7日、今も営業を続けていることが確認された。マスクの件が伝えられた後、インターネット上で批判が相次ぎ、「批判に耐えきれず廃業を届け出た」といううわさまで飛び交ったが、薬局側は「廃業届は事実ではなく、むしろ売上が伸びている」と語った。
大田市儒城区内で薬局を経営しているキム・ガンソク薬剤師(43)は自身の薬局でマスクやドリンク剤など、店内の商品をすべて5万ウォンで販売している。これを知らずに同薬局を利用した人が先日、ネットのコミュニティ-・サイト「FM Korea」に不満を吐露し、すぐさまほかの人々も反応した。しかも、「相次ぐ批判に勝てず、この薬局は廃業届を出した」といううわさまで広まった。
しかし、キム・ガンソク薬剤師は「廃業届は事実ではない」「マスクの値段に関する騒動がマスコミで報じられた後、普段10万ウォン(約9600円)前後だった売上が、逆に40万ウォン(約3万9000円)に増えた」と語った。また、仕入れ値に対して非常に高い売値を付けた理由については、「推奨消費者価格制度を復活させるため」「価格を自主的に決めて販売できる『販売者価格表示制』を守っただけで、違法ではない」と説明した。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/01/08/2022010880005.html
マスク1枚5万ウォンで販売して返金の求めにも応じない薬局、売り上げ4倍増で今も営業中 /大田
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