新型コロナウイルスの余波に「1号店」が相次いで閉店している。外食ブランドをはじめ大型スーパーやビューティショップまで閉店が続いている。複数の店舗を運営するフランチャイズの立場では1号店は象徴的な意味がある。だが新型コロナ流行が長期化して赤字に耐えられなくなり結局閉店に追い込まれた。
先月にはロッテGRSが運営する外食ブランドの「ビラデシャルロッテ」1号店のロッテワールドモール店が閉店した。2014年にオープンした同店はロッテリア(79年)以来となるロッテ独自の外食ブランドの初の店舗だった。
外食ブランドだけでない。昨年10月にユニクロは韓国初の店舗である蚕室(チャムシル)店を閉店した。2005年のオープンから16年ぶりだ。世界最大の化粧品セレクトショップのセフォラも2日に韓国進出から2年で明洞(ミョンドン)店を閉店した。
主要ブランドの1号店または旗艦店の閉店は新型コロナウイルスが直撃弾となった。非対面文化の拡散、デリバリーや通販の拡大で実店舗を訪れる需要が急激に減ったためだ。実店舗を訪れる消費者もロードショップの代わりに百貨店に集まる。KFCコリアの昨年の売り上げは1974億ウォンで、新型コロナウイルス発生前の2019年より5.9%減少した。営業利益は1年で80.3%減り7億7000万ウォンにとどまった。
ユニクロコリアも新型コロナウイルス流行により、2019年9月~2020年8月に883億ウォンの赤字を出した。これを受け2019年8月に190店舗あった韓国国内の店舗数を昨年7月末には135店まで30%減らした。
貫鉄洞(クァンチョルドン)の「青春の通り」をはじめ、YBMなど有名予備校やフランチャイズが集まり若者たちが集まった。だが近隣の三清洞(サムチョンドン)や益善洞(イクソンドン)、乙支路(ウルチロ)などに新たな商圏が形成され、2010年に入ると輝きを失った。このため昨年4月にジョルダーノ鍾路店が閉店し、ハリスコーヒー鍾路本店も閉店した。
セフォラが撤退した明洞も同様だ。新型コロナで外国人観光客が入国できなくなり商圏が崩壊した。
https://s.japanese.joins.com/Jarticle/286293
「韓日関係は複合骨折状態、金大中-小渕のように相互尊重で和解を」
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