中国が独立を認めない台湾情勢は米国を中心に他国を巻き込んだ問題に発展し、緊張感を増している。中国は台湾の防空識別圏に軍機の進入を繰り返すなど、軍事的圧力を強めている。
一方、台湾は一歩も引かず、中国を痛烈に批判。台湾支援を明確にする米国のオースティン国防長官は「中国軍の活動は台湾進攻のリハーサルのようだ」と危機感を口にしている。
緊張感が高まる中、台湾のシンクタンクが世論調査の結果を発表した。今年8月に20歳以上の約1300人を対象に、「中国が台湾に武力侵攻してきた場合、参戦する意思があるか否か」を聞いたものだ。
結果は、全体の4人に3人近い72.5%が「参戦する」と回答した。「参戦しない」の18.6%、「無回答」の9%を大きく上回った。性別で比較すると男性は77.7%で、女性は67.5%が参戦の意思を示している。
一方、「台湾の独立宣言により中国が侵攻してきた場合、参戦する意思があるか」を問うものには、「参戦する」と答えた割合は62.7%で、「中国が台湾に武力侵攻してきた場合」より10ポイント近く下がった。「参戦しない」の回答は8ポイントほど高い26.7%だった。別の調査では、中国が台湾に侵攻した際、米国が派兵してくれると期待する台湾人の割合は65%に達している。
https://borderless-news.com/society/2810/
「中国が侵攻してきたら戦う」と答えた台湾人の割合
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