外国人に人気の韓国料理「チキン」は本当に韓国料理？＝韓国ネット「『韓国式チキン』でしょ」

2021年12月27日、韓国・聯合ニュースは、「韓国国民10人のうち4～6人は、チキンを韓国料理ではないと認識していることが分かった」と報じた。

記事によると、韓国の韓食振興院は10月8～21日の間、満19～69歳の韓国人1500人を対象に韓国料理に関するアンケート調査を実施。韓国人に人気のある料理30品を示し、それらが韓国料理だと思うかどうかを回答させた。その結果、「ヤンニョムチキン」（甘辛いタレを絡めたチキン）を韓国料理だと答えた人の割合は54．9％で、「フライドチキン」については36．1％だったという。

記事は「このような認識は、外国人が最も好きな韓国料理は『韓国式チキン』だという韓食振興院の最近の調査結果と多少相反するもの」と報道。「『韓国式チキン』は外国人にとっては韓国料理として人気があるが、韓国人の多くはヤンニョム・フライドと共に韓国料理ではないと認識している」と伝えている。

一方、今回の調査で「韓国料理だと思う」と回答した割合が最も高かったのは「キムチ」で、99．7％に達したとのこと。2位以降は「テンジャンチゲ（みそチゲ）」（99．3%）、「チヂミ」（95．3%）、「チャプチェ」（94．3%）、「キムパプ（のり巻き）」（90．8）、「サムギョプサル」（77．9%）、「ホットク」（68．9%）、「クルミまんじゅう」（67．0%）、「プデチゲ」「練り物スープ」（63．7％）の順だった。

韓国料理と聞いて思い浮かぶ単語を問う質問では、「キムチ」との回答が15．5％と最も高く、「ご飯・米」（14．1％）、「スープ・チゲ類」（12．4％）、「健康的」（13．1％）などの回答が見られたという。

https://www.recordchina.co.jp/b887164-s39-c30-d0201.html