日本が主導した包括的・漸進的環太平洋経済同伴者協定(CPTPP)に韓国と中国が加入申請意向を明らかにすると、日本の中内が複雑になった。
韓中両国との関係悪化などによりCPTPP加入を警戒しながらも、米国の気づくまで見なければならない。
日本は韓中両国の加入申請に対してそれぞれ同様の立場を出した。 CPTPPの基準を満たしているかどうかを見るという牽制的な立場だ。
去る14日、松野博一官房長官は、韓国がCPTPP加入申請のための手続きを開始すると発表したことに対して、「TPPは市場アクセス面でも電子商取引、知的財産、政府調達、国有企業など規定面でも高い水準の内容だ」と明らかにした。日本側はCPTPPをTPPと呼んでいる。
彼は引き続き「(韓国が)このような高い水準を完全に満たすための意思になっているかまずは確かに判別する必要がある」と話した。
中国についても同じだ。
岸田文雄首相は去る10月4日、「中国が(CPTPPの)高い水準がきちんと満足するかしっかり見なければならない」と強調した。
CPTPPに新たに加入するためには、11カ国すべての賛成を得なければならない。
今年のCPTPP議長国である日本は、議長国として影響力を行使している。
だが日本がただ加入警戒、反対することはできない立場だ。
日本は韓国の加入もまさに牽制するだけではない。
韓国と日本の現在の関係は「悪化」でしか表現できないほど悪くなった状況だ。強制徴用訴訟問題、日本軍慰安婦問題、独島問題など解決できなかった懸案で関係は改善される気味すらない。
岸田首相も16日、「韓国は重要な隣国だ」とし「特に東アジアにとって緊迫した安全保障環境を考えれば、日韓間の協力は非常に重要だ」と明らかにした。
今後、韓国と中国が本格的にCPTPP加入に乗り出すと、日本の悩みはさらに深まる見通しだ。
https://news.naver.com/main/read.naver?mode=LSD&mid=sec&sid1=001&oid=003&aid=0010909082
韓中のCPTPP加盟、有難くない日本 ... 米の機嫌まで伺い "疲れた"
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