学界と出版界に押し寄せた'ジャパンパッシング'
https://www.donga.com/news/Opinion/article/all/20211201/110556977/1
日本史学会長を務めるパク·フン ソウル大学東洋史学科教授は、「最近、日本史を研究する若い学者が急減した」と憂慮した。 10年前までは1年に5人以上ずつ国内外で日本史博士号の取得者が出ていたが、最近は1、2人に過ぎないという。 最近の韓日関係の悪化が少なからぬ影響を及ぼしたという分析だ。
実際に昨年、世宗研究所のチン·チャンス日本研究センター長が発表した「停滞期から衰退期に入った日本研究」論文によると、日本関連論文で博士学位を取得した研究者1633人(2019年基準)のうち50代の割合が75%に達する。 30、40代の若い研究者は日増しに減少している。 研究者の高齢化は研究力の低下につながっている。
原因は何か。 パク·フン教授は学界を含む韓国社会全般に「ジャパンパッシング」現象が深刻化しているためだと言う。 過去には、日本が憎くても学ぶことがあるという考えが支配的だったが、00年代に入って韓国の地位が高まり、それさえも消えたという。 00年代以降に生まれた若い世代ほど、このような傾向が強い。 これと関連し、最近教育部が発表した「2022改正教育課程」は若年層のジャパンパッシングを深める可能性があると懸念されている。 教育部が25年から適用される高校の一般選択科目から、日本史が含まれている東アジア史を除外したためだ。 これを受け、東洋史学会など6つの学術団体が教育部の方針に反対する声明を出した。
問題は、日本の国力が韓国がパッシングするレベルではないという事実だ。 国際通貨基金によると、昨年、日本の国内総生産(GDP)は4兆9105億ドルで、米国や中国に次ぎ、世界3位だ。 そのうえ、東アジアで中国が地域覇権国に浮上する状況で、日本の戦略的価値は格別にならざるを得ない。 日本に対する関心と研究が持続的に行われなければならない理由だ。 中国を牽制して、日本をテコに韓国の国力を極大化するには、良くても悪くても、日本をよく知らなければならない。 「克日」を叫ぶ前に「知彼知己百戦不撓」から刻むべきだ。
~~~~~~~~一部抜粋。全文はソースにて~~~~~~~~
「克日」www
学界と出版界に押し寄せたJapan Passing
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