「低位」に甘んじる日本企業の国際競争力
現在の日本経済の状況をひとことで表すならば、どんな表現が当てはまるでしょうか。
コロナ禍の極めて厳しい状況のなかでも、懸命にそれぞれの場所で最善を尽くしていることには、疑いの余地はありません。ただ、そうであっても結果的に、「失われた10年」あるいは「失われた20年」というネガティブな表現を耳にするたび、そしてそれに半ば慣れつつあることを、筆者は大変悔しく感じています。
実際に、データから見ても日本の国際力低下は明確です。経済指標としての1人あたりGDPは、2000年代に入り年々低下し、近年は持ち直しの傾向も見られるものの、23位という位置に甘んじています(2020年)。
また、国際競争力としても1997年に急落して以降、浮上のきっかけを掴めないまま、34位に留まっています(2020年)[図表1]。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cbfa48f6840e87303e2bca43453619d0bdf030ab?page=1
日本は「急速に力を失った」…韓国、台湾、中国に負ける“唯一最大の恐しい原因”
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