韓国の人工太陽「KSTAR」、1億度の温度で30秒の運転に成功

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    • 1名無し2021/11/23(Tue) 18:40:04ID:U5MjEzNzE(1/2)NG報告

      韓国の「人工太陽」KSTARが、イオン温度摂氏1億度という超高温プラズマを30秒間維持することに成功し、長時間運転の世界記録を更新した。

       韓国核融合エネルギー研究院は22日、「今年のKSTARのプラズマ実験で、核融合の核心条件である1億度の超高温プラズマ運転を30秒間維持することに成功した」と発表した。KSTARの加熱性能が向上し、プラズマ制御技術が改善されたことで、今回の成果を生んだ-と研究陣は説明した。

       核融合エネルギーは、太陽エネルギーの原理である核融合反応によってエネルギーを発生させるもので、炭素を発生させない清浄エネルギーとして注目されている。水素のような軽い原子を融合させるとそれより重い原子核ができ、その際に減少する質量に応じて巨大なエネルギーが発生する。重力の強い太陽では1500万度の環境でも核融合が起きるが、太陽より重力が小さい地球で核融合を起こそうと思ったら1億度以上の超高温でプラズマを作らなければならない。プラズマとは原子核と電子が分離している状態で、個体・液体・気体に続く第4の物質状態と呼ばれる。

      KSTARは2018年に核融合プラズマのイオン温度1億度到達(1.5秒)に成功した後、プラズマの維持時間を毎年延長してきた。昨年は20秒連続運転に成功し、世界の核融合装置の中で最長記録を達成。今年はそれよりさらに10秒延長することに成功したのだ。最近、中国が「1億2000万度のプラズマを101秒間維持した」と発表したが、電子を加熱した成果であって、イオンを加熱した韓国の成果と比較するのは難しい、と専門家らは分析している。核融合には電子温度よりイオン温度の方が重要といわれている。核融合研では、2026年に1億度の超高温プラズマ維持300秒を達成するという目標を立てている。そうなれば、核融合発電が可能になる。

      http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/11/23/2021112380004.html

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