日本の有料動画配信市場において、Amazon Prime Videoが圧倒的な会員数を有していることが、メディア・パートナーズ・アジアの調査によりわかった。米ハリウッド・レポーターが報じた。
同社がインテージ社との提携により、独自のリサーチプラットフォームを通じて、日本における主要なVODサービスの配信コンテンツの消費量を測定、分析した。日本のプレミアムSVOD市場の会員数は、8月末時点で合計4400万人。そのうち、Amazon Prime Videoの加入者数は1460万人で33%のシェアを占め、Netflixは600万人、2020年にサービスを開始したばかりのDisney+は180万人という結果だった。
Amazon Prime Videoが市場を大きくリードしている理由としては、ECサービスとの包括プラン、サービスの使いやすさ、競争力のある価格設定、ニッチな作品も網羅した豊富なライブラリー、通信キャリアとの提携などが挙げられた。
また、Amazon Prime Videoでは、アニメ作品をはじめとした日本の番組が視聴時間の70%近くを占めており、米国の映画やシリーズ作品は20%ほど。
一方、Netflixの視聴時間の約25%は韓国ドラマで、米国の作品は15%程度、Amazon Prime Videoと同様に日本のアニメ作品も主要コンテンツとなっているという。
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