韓国の女性たちが『イカゲーム』をボイコットする理由 | 「こんなコンテンツ、これ以上見たくない」

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    • 1名無し2021/11/10(Wed) 07:51:51ID:IyODYzMTA(1/1)NG報告

      世界中で大ヒットしているネットフリックスのドラマシリーズ『イカゲーム』だが、制作された韓国では、その描写が女性差別的だとしてボイコットをしている人々もいる。

      しかし、批判の声を上げたくとも、アンチ・フェミニズムからのハラスメントの恐れもあり、議論が広まっていないという。カタールメディア「アルジャジーラ」がその実情を報じた。

      「女性差別はすでに日常の一部」

      ネットフリックスの大ヒットドラマ『イカゲーム』の半ばで、イ・イェウンはすでに飽き飽きしてしまった。女性差別的と思われる描写に嫌気がさし、番組を消して残りは見なかった。

      『イカゲーム』は、負債を抱えた参加者が賞金獲得を目指し、命をかけて子供の遊びで競い合うというストーリー。この超暴力的なディストピア番組は、海外の視聴者を魅了し、ネットフリックス史上最大のヒット作になったが、韓国の一部のフェミニストは明らかに愉快に思っていない。

      イやパク、キムといった番組をボイコットした人々は、このシリーズが歪んだ女性像を提示し、暴力、過度に性的な表現、犠牲の対象として女性を無責任に歪めて描いていると考えている。「私がボイコットするのは、女性がこのようなコンテンツをこれ以上見たくないということを世界に伝えるためです」と、イは語る。

      今のところ、批判的な会話はフェミニストのフォーラム内で行われている。フェミニストが日常的にネット上で暴言にさらされている韓国では、ボイコットをする人々はハラスメントを恐れてより広範なプラットフォームへの投稿を避けているという。彼女たちは、シーズン2を計画している監督・脚本のファンに対し、女性の物語をより繊細に、より複雑に扱ってほしいと考えている。

      組織的なジェンダー不平等が存在する韓国では、女性は職場での差別、家庭での硬直した性別役割分担、身体的暴行からデジタル犯罪にいたるまで、さまざまな性的暴力の脅威と闘わなければならない。自身の権利のために立ち上がった女性は、男性からフェミニズムの犠牲者とみなされ、敵意の的になり、汚名を着せられ、ガスライティングの対象になり、逆差別と非難される、という恐れがある。

      https://courrier.jp/cj/266523/?utm_source=smartnews&utm_medium=related&utm_campaign=266523

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