IMF、国際通貨基金は2021年の日本のGDP(実質国内総生産)の成長率見通しを、前回7月の予想から0.4ポイント下方修正し、プラス2.4%としました。長引く緊急事態宣言の影響を織り込んだ結果ですが、世界的に見て、日本の経済回復の遅れが指摘されています。しかし遅れているのは不況からの回復だけでしょうか。GDPから日本の現状を見ていきましょう。
28位「韓国」44750米ドル
33位「日本」42212米ドル
出所:2020年IMF
このような状況になったのは、「韓国」が成長したというよりも「日本」が勝手に落ちてきた、という表現のほうが正しいのかもしれません。
国税庁『民間給与実態統計調査』によると、会社員の平均給与は433万円。2年連続の減少となりましたが、その水準は30年前、バブル期のころと同じ。30年間、日本は世界の成長から取り残されている……そんな事情を象徴するかのような数値です。
今回の衆議院選では、与党も野党も「分配なくして成長なし」と声高らかに訴えていますが、選挙の結果がどうあれ、「日本」は「韓国」の背中が遠のくのかどうかの瀬戸際にいる、ということは事実です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ee453e8d85a639445eb918c0fe4c36bf567e7b0?page=1
GDP「韓国」の背中遠のく…世界から遅れる「日本」の厳し過ぎる惨状
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