韓国の新規感染者「2111人」…「ウィズコロナ」を前に再び2000人台に

韓国の新型コロナウイルス新規感染者は28日午前0時基準で2111人を記録した。来月1日の「ウィズコロナ（段階的な日常回復）」への転換を前に、感染者は20日ぶりに再び2000人台を記録した。週末の「ハロウィーン」とウィズコロナを経て、来週の平日の集計値はこれよりさらに増加するとみられる。防疫当局は1日最大5000人の感染者まで管理可能だとの立場だ。

これとともに、きょう午後には11～12月のワクチン接種計画が発表される。ヤンセンワクチン接種者と基礎疾患者、社会必須人力などの追加接種方案が盛り込まれる見通しだ。

一方、きょう午前には仁川・松島のサムスンバイオロジックスで委託生産されたモデルナワクチン112万1000回分が出荷された。サムスンバイオロジックスが生産したモデルナワクチンの試験生産分は計243万5000回分で、あす（29日）には残りの131万4000回分が出荷される。

28日中央防疫対策本部によると、同日午前0時基準の新規感染者は2111人と集計された。国内発生の感染者は2095人、海外流入の感染者は16人で、累積感染者は35万8412人だ。

重症者は345人、死亡者は11人で、累積死亡者は2808人（致命率0.78%）だ。

新型コロナウイルス予防接種対応推進団は、新たに7万6802人がワクチンを接種し、計4097万884人に対する1次接種を終えたと明らかにした。1次接種率は79.8%だ。接種完了者（2次接種者）は25万5616人で、累積3697万850人、72.0%だ。

同日の国内発生基準の首都圏感染者は1628人で、感染者全体の77.7%を占めた。具体的な地域別の感染者現況は、ソウル785人、京畿道707人、仁川136人だった。
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