FPによると、米国外交官は「このドラマの暗い物語の中心には、平凡な韓国人、特に就職と結婚、階層上昇のために孤軍奮闘する韓国の若者たちが感じる挫折感があるが、これは暗鬱な経済展望が韓国社会の悩みの中心にあるということを立証している」と指摘した。
FPは、韓国が2003年以後、経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち最も高い自殺率を記録していて、昨年は自殺が19~29歳の死亡原因の1位を記録したという内容が電文に含まれたと伝えた。
FPはまた、「米国外交官は『イカゲーム』が2大政党の腐敗疑惑で汚された大統領選挙の政治的時代精神(zeitgeist)をとらえていると考える」と伝えた。電文には「二大政党大統領候補が『公正』と『正義』社会を作ると言って選挙運動を行っているが、彼らの選挙演説は青年層間ですでに大きくなっている政治的冷笑主義をさらに助長している」という内容も入った。
FPは報道で、電文を作成した主体を明らかにしなかったが、通常、海外勤務外交官が駐在国の動向を本部に報告するときに電文を書く点で、駐韓米国大使館から送られた評価の可能性がある。国務省は論評の要請に応じなかったとFPは伝えた。
https://s.japanese.joins.com/Jarticle/283913
米国務部省外交電文に『イカゲーム』登場…「韓国社会の不平等と挫折感を反映」
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