「犬食禁止は文在寅の妄言」…大韓育犬協会「Ｋ肉として世界化せよ」「人類の食糧難を解決する唯一の方法」

食用犬の肉を供給している育犬協会は「犬食用禁止を慎重に検討する時になった」というムン・ジェイン大統領発言を「妄言だ」と強力に反発している。

大韓育犬協会チュ・ヨンボン事務総長は29日、CBSラジオ「キム・ヒョンジョンのニュースショー」に出演して犬食禁止を法制化することに強く反対した。

チュ総長は「大統領は嘘に騙され妄言をした」と断言した。

彼は「数百億ウォンの後援支援金を募金する為に偽装した動物保護団体の嘘に政界もメディアも国民も騙されて、もう大統領まで騙されて誤った結果を出そうとしている。憲法で保障している職業選択権と人間の最も基本的な食べ物について嘘に騙されて法で禁止する、というのは日帝時代にもなかったし、軍部独裁状況でもなかった」と怒りを吐き出した。

それと共に「犬食は私たちの長い歴史であり文化でファクトだ。食用犬は畜産法ができて以来、今までずっと家畜であり、その肉は畜産物であり、専業生産者が出るなど誇らしい私たちのものだ」と主張した。

チュ総長は「以前、キムチのふた開けたらキムチの臭いで外国人はみな逃げたが、今は世界ブランド化したように犬肉も世界化できる。最高級動物性蛋白質である犬肉が人類の食糧難を解決できる唯一の対案だ」として禁止するのでなくかえってK肉として育成しなければなければならないと叫んだ。

並んで出演したチョ・ヒギョン動物自由連帯代表が「すでに私たちの社会で犬の地位は伴侶動物にみな移った。犬を育てる人の問題ではなく、私たちの社会認識がすでにそのようになっている」として愛玩犬、食用犬で区分する問題ではないと反撃すると、すぐにチュ総長は「犬は犬と見るべきで犬を人と見れば社会的葛藤が非常に深刻になる」と受け返した。

引き続き「犬虐待は食用犬農場で起きるのではなくみな愛玩犬で起きる」として「虐待」が犬食用禁止世論を形成した、という一部の指摘をはね除けた。

一方、チュ総長は「畜産法で伴侶犬を除いて食用犬だけ管理しよう」としてそれなりの譲歩案を提示した。これに対してチョ代表は「犬が人間に与える情緒的価値は食べ物で論じられる問題ではない」として「犬は犬、すなわち伴侶動物だ」という言葉で犬の存在自体が既に人間の傍に入ってきたものとし、受け入れなかった。

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