東亜日報は「6カ月先に迫った大統領選、5年間安心して任せる候補・政策が見えない」との社説を掲載。「現在の大統領選の地図は歴代どの大統領選に劣らず五里霧中だ。政権交代かどうかということ以外に、明確な大型の政策イシューがない上、ネガティブ攻防だけが激しいためでもあるが、与党においても野党においても次期大統領として信頼できる資質とビジョンを示す候補が見えないためだ」と論じた。
さらに「昨今の大韓民国は総体的難関の状況に置かれているといっても過言ではない」と言及。「米中覇権争いに挟まり身動きが取れないまま強大国の顔色をうかがうのに忙しい。1人当り国民所得が3万ドルを超えて先進国になったというのに体感は別だ。若者の失業率は歴代最高値となり、不動産市場など国民生活の現場では難題が山積している」と続けた。
社説は「誰が与野党の最終候補になるかによって大統領選の構図が変わるため、選挙工作が横行する可能性もある。与野党および各党の候補は、どのような政権をつくるのかという本質的なメッセージで勝負しなければならない」と強調。有権者に「『鷹の目』で予備選挙を揺さぶるネガティブの実体を見抜き、次期大統領の資質を見極めなければならない。『国民は、その国民のレベル以上の政府を持てない』という言葉がある。韓国国民の高い政治意識を見せる時が近づいている」と呼び掛けた。
https://www.recordchina.co.jp/b882476-s25-c100-d0059.html
韓国次期大統領選、「5年間、安心して任せる候補・政策が見えない」と主要紙
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