韓国五輪代表の栄養士を務めるハン・ジョンスク氏は、「今回は新型コロナの問題や福島産の食材に敏感な人が多く、より力を入れている。さらに、この国の気候は非常に高温多湿であり、食中毒を防ぐため衛生面でも細心の注意が必要だ」とメディアの取材に答えている。
選手村での食事に対し、否定的な印象を抱いていることを十分に感じさせる発言だ。それを裏づけるかのように、韓国選手団の面々が選手村の食堂で食事を摂っているシーンをSNSにアップするケースはほとんど見られなかった。
その背景には、韓国が敵対視する日本が開催国であること、そして大韓体育会が「放射能云々」と騒ぎ立てたことがあるのだろう。
極めて少数派だが、アーチェリー韓国代表選手が帰国後にテレビ番組出演し、「選手村をどのように楽しんだか」というMCからの質問に対し、「選手村のご飯ではないか。食べることが好きで、昼食時間はいつも幸せだった」と答えている。この答えにMCも、「とても選手村の食堂が気になる」と羨ましがっていた。
他方、ある韓国人選手が選手村で食事する光景をインスタグラムにアップすると、コメント欄には、「日本人による自作自演なんじゃないか?」「韓国人じゃない」「100%日本人が韓国のユニフォームを着ていると思うけど」といったトーンの内容が多く寄せられた。
この「SNSにほとんどアップされていない」という事実はメディアでも注目され、黄熙(ファン・ヒ)文化体育部長官による、「選手村で提供される食事を食べてはいけないと政府が指示したことはない」との火消し発言も紹介された。
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/09060603/
韓国の「五輪選手村食堂批判」…選手村での食事シーンをSNSにアップ「日本人による自作自演?」と批判
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